家相

全ては形にあらわれる。家相から観る潜在的欲望と普遍的問題解決への道。

こんにちは。

普段から鑑定を行なっていると「なんかこの人らしくないな〜」と思うことが多いです。

手相⇔家相

例えば、手相で観ると明朗快活な人がはっきりしなかったり、元気いっぱいのはずの人が勢い無かったりしているわけです。こういう方々はえてして方向性に悩んでらっしゃいます。「自分のことがわからない。」「何をしていいかわからない。」とおっしゃいます。「こういうお仕事向いてますよ。」とアドバイスしても「う〜ん…」となります。原因を探るため自宅の間取を聞くと「やはりな」となります。

手相で観た相談者の方のエリアが弱いんです。家相は間取を観ます。家の中心からみて、どの方角に何があるかをみていきます。

エリアが弱いとは、例えば北西にトイレがあれば、一家の大黒柱の社会的地位が下がります。東の日当たりが悪いと長男が引きこもりがちになります。

地の気

家とはそこで寝泊りし、長時間過ごすわけですから、その土地の地の気の影響を色濃く受けるわけです。

本来、明朗快活な人がはっきりしない場合は、南が弱いです。元気いっぱいのはずの人が勢い無かったら東が弱いです。その弱い部分を改善すれば、ご自身らしさを取り戻せます。長年の悩みや身体の不調も改善する可能性もあります。

とはいえそれも限界があります。間取はそう簡単に変えることはできません。リフォームや建て替えをしなければなりません。一番いいのは、引越やリフォーム、新築をする前に間取図を持ってきていただくことです。そうすれば、相談者様が思い描く未来を構築できます。

持ってこられる間取図にその方の潜在的欲望があらわれます。三人家族が持ってこられた間取図を見るとご主人にとってキツい家でした(家に居つかなくなる)。東が強い家でした。どうやってこの家を選んだか聞いてみると「いくつかの図面の中から長男に選ばせた」とのことでした。東は長男のエリアです。ご長男はまだ小学生です。家相のことなんて知るはずもありません。本能的に自分が過ごしやすい家を選んでいるわけです。

潜在的欲望⇔家

まさに仏師が木片から仏像を彫り出すかのようです。

家に間取に潜在的欲望があらわれます。欲求が強烈に物質化しているのです。息子夫婦のためと言っていても自分のための家だったり、「出世したい」と言っていても奥さんを大事にする家だったり、家を見ればわかります。

方向性が定まらない方、自分を見失っている方は一度家相に目を向けてみてはどうでしょうか。

長年の問題解決の糸口がみえるかもしれません。



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