こんにちは。
今回は家相の話です。
家相
このブログの中でも何度が述べていますが家相は大事です。人生で一番長く過ごすのが家です。その家の影響は強く受けます。
家が建つ土地には地の気が存在します。家相の前に地相があります。土地のエネルギーでもあるし、波動ともいいます。やはりいい土地、あまり良くない土地は存在します。
地相
私の住んでいる地域の近くに芦屋の六麓荘があります。有名な超高級住宅地です。地形を見ればわかります。


六麓荘周辺は「魯土」といわれる地形で西が高く東が低地地形です。高学歴で優秀な人材が輩出される土地とされています。
東が低いということは、日当たりが良いということです。地相家相において日当たりも重要です。太陽のエネルギーを受けやすい土地ということです。同じ太陽の光でも西日はあまり良くありません。西の方角には終わらせる作用が働きます。西日が当たると勢いがなくなっていくんです。西側キッチンだと食べ物が腐りやすくなります。西は極楽浄土(西方浄土)の方角でもあります。
土地の上に家が建ちます。地の気は地上1メートルくらいの位置で流れています。その地の気はいかにうまく利用するかが家相です。
家の間取りには、建てる人の潜在的欲望が出ます。その人の思いが物質化するのです。
相談者Nさんの場合

相談者のNさんは、50代女性です。この家は相談者の旦那さんの思いが物質化した家です。家族構成はご夫婦と娘さん3人です。この家は女性の家です。奥さんと娘さんのために建てた家ということが間取りを見ればわかります。家相において、家族全員にとって完璧に良い家というのは難しいです。トイレや階段、玄関、水回りがある方位が弱くなります。地の気の流れが悪くなります。北と北西にトイレと階段があります。北と北西は男性の方位です。とくに北西は一家の大黒柱の方位になります。北と北西が弱いと反対側の南と南東が強くなります。南東と南は女性の方位です。
この家は、旦那さんの奥様や娘さんを大事にする思いが物質化した間取りになっています。
現象化
しかし、これだけ北西が弱いと旦那さんに影響が出ます。北と北西のマイナスが現象化します。7月初旬の夜中に旦那さんが階段を踏み外して、骨盤骨折という大怪我をされてしまいました。夜中に電気をつけず暗い中階段を降り、段が終わったと勘違いし転落したそうです。三ヶ月の入院を余儀なくされました。
北は九星でいう一白水星に相当し、八卦においては「坎」に当たります。一白水星と坎には「暗い」や「落ちる」などの象意があります。まさにそのまま現象化しています。しかも階段で怪我するのははじめてではないそうです。相談者のNさんも落ちて怪我したことがあるそうです。
北と北西の気を強くするアドバイスをさせていただきました。強力な手法なので、今後は大丈夫です。
みなさん、家を建てるときは、まずどんな土地なのか確認しましょう。土地の歴史や地質などです。それから土地の形も重要です。そこから家の間取りです。どういう家族構成で、建てる家は誰のための家なのか明確にしましょう。若夫婦の家なのか、終の棲家なのかどうかで変わってきます。地相や家相の影響は大きいので、ぜひ地相家相を観れる方にご相談ください。