こんにちは。
みなさん、『キングダム』という漫画をご存知でしょうか?
有名ですよね。人気あります。
私も大好きです。中国の戦国時代が舞台になっています。
易が生まれた時代でもあります。
今日は『キングダム』に登場する武将タイプについて分析していきたいと思います。
そして、それを読者の方も、ご自身に当てはめていただいて自己分析してください。
分析の方法は、にしけい先生の顕現相術を元にさせていただきました。
1年前の記事ですが、すでに顕現相術のヒントになるようなことを書いていました…
【占い師・カウンセラーは要チェック】マトリクスで見るあなたの「お仕事の方向性」をざっくりタイプ分類https://t.co/CHQ9WKU1yS pic.twitter.com/xyHwheOUu7
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) April 6, 2020
※以降はネタバレを含みます。
本能型か知略型か
武将タイプは、大きく本能型か知略型かに分けられます。
作中でも知略対本能は永遠のテーマとされています。
下図を参照ください。

私は、登場する武将の中でも麃公将軍が大好きです。
物語序盤、蛇甘平原で魏の呉慶との戦いから分析していきましょう。
麃公将軍は本能型の極みと評されています。戦場で生まれ戦場で育ち、その経験に支えられた本能で戦います。そして、いざ戦場に赴いた際は最前線で突撃します。その勇猛さに率いられた兵たちは何倍もの強さを発揮します。
武将タイプ図でいうとAのエリアです。
一方、呉慶は戦を盤面ととらえ、その知略で後方より指揮して戦います。
Cのエリアです。
五行で分析
この武将タイプ図に五行を当てはめることができます。
五行とは陰陽五行説でいう木火土金水のことです。

私は、これでも東洋占術を嗜んでいます。これまでブログでポーカーやら筋トレのことを書いて、占い師らしくありませんでした。
やっと占い師っぽいこと書けると思いましたが、五行についてはそこまで難しくはありません。

五行の相生相剋というのがあります。
相生とは
木が燃えて火を大きくする
火が灰になり土となる
土の中から金属が生まれる
金属が冷えて水滴が浮かぶ
水が木を育てる
相剋とは
木が土の養分を吸い取る
土が水をせき止める
水が火を消す
火が金属を溶かす
金属が木を切る
武将の話に戻します。呉慶はCのエリアなので金です。
麃公将軍はAのエリアなので木です。
金剋木です。序盤、麃公軍は突撃を繰り返し、かなり兵数を減らしています。完全に剋されていたわけです。麃公将軍が前線に出ないとそのまま破れていたでしょう。
戦を❝大炎❞ととらえる独特の感性を持つ麃公将軍は、勝負所をその本能で嗅ぎ分け、自身が先頭に立ち、全軍で突撃します。
木から火に転じました。
火剋金なので、そのままでは呉慶は破れてしまいます。
実際、作中では麃公将軍の突撃を止められません。
水剋火
水に転じなければなりません。
つまり後方で知略を駆使しなければなりません。
作中でも麃公を止められないと察して、策をめぐらし、麃公の部下たちに狙いをさだめ麃公軍を削っていきます。
麃公将軍は火のピークにいたので、そのままでは討ち取られていたでしょう。
しかし、呉慶はなんと一騎打ちを挑んでしまいます。
自身が幼少の頃、侵略を受け、父母を殺され国を失った経験から侵略者を許せなかったのです。感情的になり、水から火に転じてしまいました。
同じ火になってしまっては、火の絶頂たる麃公将軍にかなうはずもなく討ち取られてしまいました。
顕現相術凄い
私は前のブログでもこの武将の分析は書いたことあります。
その時は顕現相術もこの図のことも知りませんでした。
ですので、ただ自分の思うままを書いていたのですが、今回は見事に顕現相術の図で説明できてしまいました。あらためて顕現相術の凄さを見せつけられました。
『キングダム』は『史記』をベースに描かれていますので、史実は大きくはずしていません。だから当てはめられたのでしょうか?
とにかく、にしけい先生すごい!
この相術を思いついた時先生は、Cのエリアにいたんだと思います。そして、経験も加えてBにいき、外に出てデータを集めるためAにいくという循環をされています。
ちなみに縦軸は上が外、下が内と置き換えられます。
戦場に出て前線で指揮しない人でも、それなら当てはめられますね。
外に出るタイプが内にこもるタイプかということです。
そして、自分がどのエリアにいるかわかれば、対処法もわかります。
自分が水のエリアにいると思えば土に剋されないように注意すればいいんです。直感経験重視で内にこもるタイプの人は避けるようにすればいいんです。逆に感情的で激しい人は剋せますよ。
この図はどんなことでも当てはめられますので、詳しく知りたい方は問い合わせを。
最新巻から展開予想
私は『キングダム』はコミックスで楽しんでおります。しかも電子書籍で購入しておりますので、紙版の1ヶ月遅れと、いつももどかしい思いをしております。
4/19に最新巻57巻がkindleでリリースされましたので、57巻時点での分析と今後の展開予想をしていきたいと思います。
57巻では、朱海平原での戦いが佳境に入ってきました。
李牧vs王翦です。
王翦もかなり好きな武将の一人です。
王翦は完全にCですね。

恐るべき洞察力と軍略で完全に展開を読み、それに従い作戦立案していきます。まるで未来を予測できているかのように読み通リ戦が展開していきます。
そして、秦の武将でありながら自分の国を作るという野心を持っています。そういう意味でもCのエリアで金なんです。このエリアは八卦でいうところの乾になります。九星では六白金星です。互いに天とか父とかトップのエリアです。
対して李牧はどうでしょうか?
李牧は流動的です。ちなみに合従軍編では”流動”という戦術を使用していました。
57巻で李牧の過去が語られていましたが、最初はAとBの間の木だったようです。そこから雁門で匈奴(北方騎馬民族)との戦いで経験を積みAに向かい、守る戦いも身につけ、知識を積み上げ軍略を練り上げていったようです。
朱海平原での戦いでは、後方より各武将に指示を与え、王翦と先読み合戦を展開しています。
しかし、Cのエリアでの勝負となると金の要素の強い王翦とは分が悪いです。
じわじわと不利になりますが、奇策でふみとどまっています。
秦軍右翼の麻鉱を討った戦術がまさにそうです。中央の後方で指揮しているはずの李牧が側近だけをつれて敵将を討っています。一瞬、火になるわけです。火剋金です。
そして、王翦軍と李牧軍の直接対決の際、王翦軍は削られていきます。なかなか李牧軍の戦術に対応できません。
なんと李牧は麃公将軍の本能型の戦い方を戦術化していたのです。すなわち金から木に寄せていった水になったわけです。
本能型の戦いとは徹底的な現場主義です。対する敵の表情や目線、隊の重心から動きを読むというものです。まるで高度な格闘技です。相手の微妙な筋肉の動きや目線から次の攻撃を予測しカウンターをとるわけです。それを軍の戦術としました。
金は水を生じます。金は消耗させられるわけです。
王翦もただ者ではありません。瞬時に李牧軍の戦い方を理解し対応します。
王翦がとった戦術は「何もしない」というもの。何かしようとするから動きを読まれるのであって、何もしなければ相手も何もできないというもの。
本当に陣形も整えず戦術もなしで敵に当たっていきます。
何もしない、対応するというのは九星でいうところの二黒土星の象意となります。二黒土星は土です。Dのエリアです。
戦いは五分となり、そのままいけば水剋土で王翦軍有利となったでしょうが、李牧軍は戦い方を金に戻します。
李牧が勝つには、麻鉱の時に使ったような火の戦術を用いるしかないでしょう。
李牧が最前線に出ることなく、このまま進めば王翦が勝つと思います。
連載ではもう決着はついているのでしょうか?
言わないでくださいよ。楽しみにしているので、あえて情報はいれないようにしています。
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